こんにちは! Azure Integration サポート チームの山田です。
今回は、Standard Logic Apps のワークフローを誤って削除してしまった際の調査、リカバリ手段についてご紹介いたします。
CLI から従量課金タイプの Logic Apps の設定を更新する
こんにちは。 Azure Integration サポート チームの継松です。
今回は、 従量課金タイプの Logic Apps の設定 (例: コンテンツの IP 範囲) を Azure CLI から更新する方法についてご紹介いたします!
本記事では、具体例として既存のリソースの “コンテンツの IP 範囲” に新しく IP アドレスを追加します。
同様の方法にてそのほかの設定なども更新可能ですのでご参考いただけますと幸いでございます。
Azure Logic Apps Standard のマネージド ID 資格情報で HTTP アクションにより明示的にアクセストークンの値を取得する方法
Azure Integration サポート チームの長坂です。
Azure Logic Apps では多くのコネクタをサポートしており、様々な Azure サービスへの認証と接続を行うことが可能です。
ただし、Azure Logic Apps の標準の機能として提供されるコネクタを使えないサービスやユース―ケースにおいては、認証と接続をワークフローの中で明示的に行うほかない場合があります。
例えば、Azure Logic Apps Standard を使用して仮想ネットワーク統合の機能を有効化し、Logic Apps から他の Azure サービスへの接続をプライベートなネットワーク経路で行う、といったユースケースでコネクタがその状況に対応していないということが起こり得ます。
コネクタが使えない状況で特定のサービスに対して REST API の要求を行うときは、多くの場合代替手段として HTTP アクションを使用することが考えられます。
HTTP アクションの Authentication 機能でマネージド ID を選択することにより、Logic Apps の マネージド ID を使って取得したアクセストークンを RFC 6750 で定められた形式のヘッダーとして追加することが可能です。
RFC 6750 に沿って Authorization ヘッダーを Bearer token value
のような形式で定めている Azure サービスの REST API 要求であれば、HTTP アクションの機能でマネージド ID を選択することで有効なリクエスト形式の要求を送信することが可能です。
しかし、Azure サービスのデータプレーンへの要求では一部 Authorization ヘッダーが前述のものとは異なる形式となっている場合があり、そのようなサービスへの要求では HTTP アクションの Authentication 機能でマネージド ID を選択したとしても、Authorization ヘッダーの形式が合っていないために要求が失敗します。
こういった状況に遭遇した場合の対処としては、アクセストークンも HTTP アクションによって取得した上で、アクセストークンの値を要求先のサービスが定めるヘッダー形式に合うように加工して後続の HTTP アクションで REST API の要求を行うという手法が有効です。
以下、Azure Logic Apps Standard プランを使用する前提でこれを実現する方法についてご紹介いたします。
トリガーの発火条件で、1 つの項目に複数の条件を設定する
こんにちは。Azure Integration チームの武田です。
本記事では、トリガー発火条件として、1 つの項目に複数の条件を設定する方法についてご案内させていただきます。
なお、本記事では従量課金プランの Logic Apps を用いてご説明をしておりますが、Standard Logic Apps をご使用の場合でも、同じように設定をすることが可能です。
Azure Monitor のアクション グループから [セキュリティで保護された Webhook] アクションでロジック アプリを呼び出す方法
こんにちは。Azure Integration サポート チームの 飯野 です。
Azure Monitor のアクション グループは、Azure Monitor のデータをもとにインフラストラクチャやアプリケーションに問題が発生したことを検知した際に、アラートをトリガーするための機能です。
アラートがトリガーされたときに実行されるアクションのうち、ロジック アプリを呼び出すことができるアクションとして [ロジック アプリ] と [セキュリティ保護された Webhook] の 2 種類がございます。
この記事では Azure Monitor のアクション グループからロジック アプリを呼び出す際に [セキュリティで保護された Webhook] アクションを利用するシナリオと、その際に必要となる手順をご紹介します。
従量課金タイプの Logic Apps 用のカスタム ロールを作成する
こんにちは。 Azure Integration サポート チームの継松です。
今回は、 従量課金タイプの Logic Apps に対してのカスタム ロールの作成方法についてご紹介いたします!
本記事では、既に作成済みのリソースに対して保守するための編集・読み取り権限を付与しつつ、削除は出来ないようなロールを作成します。
ご要件に沿って、必要な権限を付与・除外することが可能ですのでご参考いただけますと幸いでございます。
MSMQ、Host Integration Server(HIS)、BizTalk Server などの調査時にサポート エンジニアへ連携するログの取得方法について
こんにちは!Azure Integration サポート チームの 山田 です。
Azure Integration サポート チームでは Azure 製品以外にもオンプレミス製品を取り扱っております。
お客様環境のオンプレミス製品にて何らかの問題が発生した際に、本テクニカル サポートとしましてお客様にログの採取をお願いする場合がございます。
今回は Azure Integration サポート チーム にて MSMQ、Host Integration Server(HIS)、BizTalk Server などの調査時に取得いただきたいログの内容と、その取得方法についてご案内申し上げます。
Azure Logic Apps Standard がホストされた App Service の OS 情報を取得してワークフロー内で使用する方法
Azure Integration サポート チームの長坂です。
Azure Logic Apps Standard は内部で Azure App Services をホスティングリソースとして活用しており、今回はその仕組みを応用したテクニックをご紹介いたします。
Standard 版 Azure Logic Apps の料金体系を理解するポイント
こんにちは! Azure Integration サポート チームの山田です。
Azure Logic Apps には 従量課金版 と Standard 版がございますが、本記事は Standard 版 について記載しております。以前、以下記事をご案内いたしました。
従量課金版 Azure Logic Apps の料金体系を理解するポイント | Japan Azure Integration Support Blog
今回の記事では続編として、Standard 版 Azure Logic Apps で料金をお見積りいただく際に、各資料を読み解いて理解するためのポイントをご紹介してまいります。