こんにちは！ Azure Integration サポート チームの山田です。
今回は、Azure Logic Apps でパブリック プレビューとなっている Azure OpenAI コネクタを利用する方法を、英語記事を引用する形でご紹介いたします。
参考: Public Preview of Azure OpenAI and AI Search in-app connectors for Logic Apps (Standard)
目次
- Standard Logic Apps で Azure OpenAI アプリ内コネクタがパブリック プレビュー
- 紹介
- ワークフロー
- 認証
- その他のリソース
- まとめ
Standard Logic Apps で Azure OpenAI アプリ内コネクタがパブリック プレビュー
紹介
「Public Preview of Azure OpenAI and AI Search in-app connectors for Logic Apps (Standard)」
この記事は、Azure OpenAI と Azure AI Search の2つの新しい組み込みコネクタの紹介記事です。
Azure OpenAI と AI Search を使用することで、Logic Apps 内で Azure Open-AI と AI Search サービスによって提供されるジェネレーティブ AI 機能とエンタープライズ データとサービスを統合し、強力な自動化を構築できるようになります。
これらの新しいコネクタは、接続キー、AAD、マネージド ID など複数の認証タイプをサポートしているほか、ファイアウォール内で Azure OpenAI および Azure Search エンドポイントへの接続もサポートしています。
ワークフロー
Azure OpenAI Service は、GPT-4、GPT-4 Turbo with Vision、GPT-3.5-Turbo、Embeddings モデルシリーズを含む OpenAI の強力な言語モデルへのアクセスを提供します。
以下のようなアクションが用意されています。
- Gets multiple embeddings
- Gets a single embedding
- Gets the chat completions
ここでは 「Gets the chat completions」 でチャット メッセージをやり取りしてみます。
パラメーター The Deployment Identifier は Azure OpenAI の「デプロイ名」と対応します。
Message Item には以下形式でチャット メッセージを入力します。
1 | { |
以下のようにメッセージが返ってきました。
認証
以下認証をご利用いただけます。
- キーベース: キーベースの認証として Azure OpenAI サービスで生成されたキーを用います。
- Azure Active Directory OAuth: テナント、クライアント識別子、パスワードなどの Active Directory パラメータを使用して、コネクタを認証できます。
- マネージドID: AI サービス用にマネージド ID を作成し、その ID を使用してコネクタを認証できます。
その他のリソース
Public Preview of Azure OpenAI and AI Search in-app connectors for Logic Apps (Standard) に紹介されておりますとおり、GitHub、Youtube に関連リソースがございます。
- logicapps/ai-sample at master · Azure/logicapps
- (240) Learn how to build AI applications using logic apps - YouTube
まとめ
本記事では、Public Preview of Azure OpenAI and AI Search in-app connectors for Logic Apps (Standard) の記事を基に、Standard Logic Apps でパブリック プレビューとなった Azure OpenAI アプリ内コネクタのごくシンプルなご利用方法をご紹介しました。Logic Apps のワークフローと皆様の Azure OpenAI テクノロジーの活用に、ご参考になれば幸いです。
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