こんにちは。 Azure Integration サポート チームの山田です。
今回は、Logic Apps Standard を作成した際に一緒に作成されるストレージ アカウントについて、基礎知識からご紹介いたします。
こんな方におすすめです
- 初めて Logic Apps Standard での開発をされる方
- Azure リソースの管理者
目次
- Logic Apps Standard を作成した際に一緒に作成されるストレージ アカウントの役割
- Logic Apps Standard と関連するストレージ アカウント名
- 関連ドキュメント
- まとめ
Logic Apps Standard を作成した際に一緒に作成されるストレージ アカウントの役割
端的に、Logic Apps Standard を作成した際に一緒に作成されるコンテナやファイルは、Logic Apps Standard をご利用の際のワークフロー情報や、実行履歴情報が格納されているものとなります。「flow*」などという名称のテーブルをご覧いただけます。
Logic Apps Standard と関連するストレージ アカウント名
ストレージ アカウントと Logic Apps Standard の結びつきは以下から参照いただけます。
- Azure Portal から該当の Logic Apps Standard に移動します。
- 左部 [設定] から [構成] の、[アプリケーション設定] タブを選択します。
- AzureWebJobsStorage
- WEBSITE_CONTENTAZUREFILECONNECTIONSTRING
上 2 つがストレージ アカウント名に関わるパラメーターとなります。
関連ドキュメント
Logic Apps Standard とストレージ アカウントに言及したドキュメントには、以下のようなものがございます。
- シングルテナントの Standard ロジック アプリをプライベート エンドポイントを使用してプライベート ストレージ アカウントにデプロイする
- シングルテナント Azure Logic Apps の Standard ロジック アプリ ワークフローのストレージ コストを見積もる
まとめ
本記事では、Logic Apps Standard タイプを作成するにあたって理解しておくと安心な、ストレージ アカウントとの関係にまつわる基礎知識についてご紹介しました。ほか関連記事は以下を参照くださいませ。引き続き皆様のお役に立てる情報を発信してまいります。
Logic Apps Standard のワークフロー実行ログを削除する
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