Logic Apps で Cosmos DB からドキュメントをクエリする

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こんにちは! Azure Integration サポート チームの山田です。
今回は、Azure Logic Apps で Azure Cosmos DB から 「ドキュメントをクエリする」 方法をご紹介いたします。

目次

  • Logic Apps で Cosmos DB からドキュメントをクエリする

    • 基本
    • 「ドキュメントをクエリする」アクション
    • 「改ページ」に関して調整する
  • まとめ

Logic Apps で Cosmos DB からドキュメントをクエリする

基本

Logic Apps から Cosmos DB へ接続しての処理を行う方法については、以下ドキュメントがございます。

Azure Cosmos DB への接続 - Azure Logic Apps | Microsoft Learn

Azure Cosmos DB - Connectors | Microsoft Learn

「ドキュメントをクエリする」アクション

ここでは例として、「ドキュメントをクエリする」アクション をご紹介いたします。以下がご利用いただけます。

Cosmos DB のデータ エクスプローラー画面と、以下のように対応しています。

「改ページ」に関して調整する

Cosmos DB で大量データをクエリすると、結果が複数のページにわたる場合があります。 Logic Apps ではこれに対し、以下設定で改ページ位置のしきい値を変更することが可能です。以下、参考ドキュメントがございます。

Azure Cosmos DB での改ページ | Microsoft Learn

改ページ位置の自動修正で項目やレコードを増やす - Azure Logic Apps | Microsoft Learn

上のように [改ページ位置の自動修正] 設定を [オフ] から [オン] に変更します。 [しきい値] プロパティに、そのアクションで返す結果の目標数として整数値を指定します。

しきい値を設定しない場合

しきい値を設定した場合

このように、値を調整してデータを取り扱うことが可能となります。Logic Apps では、Cosmos DB に対してこのほかにも ストアド プロシージャを実行 (V2)ドキュメントを作成または更新 (V3) などのアクションが用意されております。

まとめ

本記事では、Logic Apps で Cosmos DB からドキュメントをクエリする方法についてご紹介しました。より柔軟なデータ連携フロー構築において、参考になれば幸いです。

※本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。