こんにちは。 Azure Integration サポート チームの山田です。
今回は、Logic Apps のワークフローにおけるバックアップについていくつかご紹介いたします。
目次
- Logic Apps (Standard) でのバックアップ取得
- アプリ コンテンツのダウンロード
- 関数アプリ ファイルのダウンロード
- Logic Apps (従量課金) では
- まとめ
Logic Apps (Standard) でのバックアップ取得
アプリ コンテンツのダウンロード
- Azure Portal から該当のLogic Apps (Standard) に移動します。
- 概要 をご覧いただきます。
上部に [アプリ コンテンツのダウンロード] というメニューがございます。
こちらから zip ファイル形式でダウンロードいただけます。
関数アプリ ファイルのダウンロード
Azure Functions のドキュメント内、「関数アプリ ファイルをダウンロードする」という説明があり、こちらをご利用可能でございます。
Azure Functions の zip プッシュ デプロイ | Microsoft Learn
REST API の使用:
プロジェクトからファイルをダウンロードするには、以下の展開の GET API を使用します。
https://.scm.azurewebsites.net/api/zip/site/wwwroot/
したがいまして、この URL を Curl コマンドなどでご利用いただく場合は以下となります。
curl -X GET -H "Authorization: Bearer <Token>" https://<function_app>.azurewebsites.net/api/zip/site/wwwroot/ -o download.zip
<Token>
は取得した Bearer Token を入力いただきます。
Token の扱いには例として Azure CLI など、以下ドキュメントなどを参照いただけます。
1 | az account get-access-token [--name] |
またこのダウンロードした zip ファイルは zip デプロイでも使用できます。
Standard ロジック アプリの DevOps を設定する - Azure Logic Apps | Microsoft Learn
Logic Apps (従量課金) では
Azure portal でロジック アプリを管理する - Azure Logic Apps | Microsoft Learn
ロジック アプリのメニューで、 [開発ツール] の下にある [バージョン] を選択します。こちらから履歴ごとにコードを確認可能です。
まとめ
本記事では、Logic Apps のワークフローにおけるバックアップについてご紹介しました。バージョン管理の必要場面において、参考になれば幸いです。
- Azure Functions の zip プッシュ デプロイ | Microsoft Learn
- Standard ロジック アプリの DevOps を設定する - Azure Logic Apps | Microsoft Learn
- Azure portal でロジック アプリを管理する - Azure Logic Apps | Microsoft Learn
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